原子力規制委が柏崎刈羽原発を視察

　柏崎刈羽原発で核セキュリティーの不備が相次いで見つかり、事実上の運転禁止が命じられています。5日、去年10月から行っている原子力規制委の現地視察で、不正な侵入を検知する設備の更新状況などを確認しました。
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「当たり前のことがようやく…」　原子力規制委が柏崎刈羽原発を視察
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TeNYテレビ新潟　2022/12/5
柏崎刈羽原発で核セキュリティーの不備が相次いで見つかった問題です。原子力規制委員会の委員が現地を視察し「当たり前のことがようやく行えるようになった」と述べました。
柏崎刈羽原発の追加点検は核セキュリティーの不備などの問題を受けて、原子力規制委員会が去年１０月から行っています。現地を訪れた委員は不正な侵入を検知する設備の更新状況などを確認し、今後、どのように設備が運用されるか注視していくと東京電力に伝えたということです。
一方で、柏崎刈羽原発の問題点として挙がっていた組織内のコミュニケーションについては―
〈原子力規制委員会　伴信彦委員〉：「昔よりもあいさつがしっかりと行えるようになったとそれは伝えた。当たり前のことがようやく当たり前に行えるようになった印象は受けた」
柏崎刈羽原発は一連の問題により原子力規制委員会から事実上の運転禁止が命じられています。