40年超えの原発として昨年6月、全国で初めて再稼働した美浜原発3号機について住民らが運転差し止めの仮処分を申請した件で、大阪地裁が20日午後2時、判断を下します。
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「40年超えの原発」美浜原発3号機の運転差し止め可否、大阪地裁が20日判断へ
読売テレビ 2022/12/19
40年超えの原発として、全国で初めて再稼働した美浜原発3号機の運転を差し止めるよう、住民らが求めた仮処分申請について、大阪地裁が20日判断を下します。
美浜原発3号機は、国が運転期間を原則40年に制限するなか、原子力規制委員会の延長の審査に合格し、40年超えの原発として昨年6月、全国で初めて再稼働しています。
滋賀県や京都府などの住民らは「老朽化で事故のリスクが高い」として、運転しないよう求める仮処分を大阪地裁に申し立て、関西電力は「劣化を加味して安全性を確保している」などと反論しています。
大阪地裁は運転の差し止めるかどうか、20日午後2時に判断を下す予定で、運転停止が命じられれば40年を超える原発では初めてです。