関西電力は営業担当の社員らが新電力会社の顧客情報を6年以上前から不正に閲覧していたと発表しました。12月6日から1週間のログ(⇒パソコンの操作記録)を調べたところ、営業担当の社員などあわせて329人が1327件の顧客情報にアクセスしていたということです。こんな風に競争関係にある新電力会社の契約情報を入手していたのでは、到底公正な競争など行われません。関西電力は原因を調査する方針です。
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関西電力 競合の新電力会社の顧客情報を不正に閲覧
関西テレビ 2022/12/28
関西電力は営業担当の社員らが新電力会社の顧客情報を6年以上前から不正に閲覧していたと発表しました。
関西電力によると、子会社の関西電力送配電と共有していたシステムで、本来非公開である小売り電気事業者いわゆる「新電力会社」の顧客情報が2016年4月から見られる状態になっていました。
12月6日から1週間のログを調べたところ、営業担当の社員などあわせて329人が1327件の顧客情報にアクセスしていたということです。
競争関係にある新電力会社の契約情報を入手していたことになり、関西電力送配電は「電気事業法に抵触する恐れがあり、公正な競争を揺るがす事態を発生させかねない」と謝罪しています。
関西電力は原因を調査する方針です。