2022年12月25日日曜日

25- 分科会「検証作業に影響なし」と 川内原発の20年運転延長

 政府は22日、原発の運転期間を60年以上に延長可能とする基本方針を決めました。これについて、川内原発の運転延長について検証する鹿児島県の専門委員会の分科会の座長は「検証は、現行の枠組みの中でやっている。分科会をやっているうちは、ぶれることはない」と、検証作業に影響はないと述べました

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「検証作業に影響なし」川内原発の20年運転延長を分科会が検証 鹿児島
                     鹿児島ニュースKTS 2022/12/23
22日、政府は原発の運転期間を60年以上に延長可能とする基本方針を決めました。これについて、鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原子力発電所の運転延長について検証する県の専門委員会の分科会の座長は「検証作業に影響はない」としました。
県の原子力専門委員会の分科会では、2024年以降、40年の運転期限を迎える川内原発の20年の運転延長について検証しています。
23日、8回目の分科会の検証作業を終えた釜江克宏座長は。
鹿児島県原子力専門委員会分科会・釜江克宏座長「検証結果は2023年3、4月という約束。順調に分科会としては進んでいる」
一方、原発の運転期間については最長60年とされていましたが、22日、政府は60年を超えても運転を可能とする基本方針を決めました。東日本大震災の福島第一原発の事故以降、原発の依存度を少なくするとしてきた政策を大きく転換した形です。
これについて、釜江座長は分科会の作業には影響がないことを強調しました。
鹿児島県原子力専門委員会分科会・釜江克宏座長検証は、現行の枠組みの中でやっている。少なくとも20年の延長が可能かどうか、それを検証する役割ですから、分科会をやっているうちは、ぶれることはない