11年の福島第一原発の事故で止まった原発政策が8月の岸田首相の再稼働を発言で、いずれも60年を超える運転に舵が切られることになります。再稼働した10基を見るといずれも25年以上で、ほとんどが40年を超えるいわゆる「老朽原発」に近づいています。
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日本の原発稼働状況 再稼働した原発は10基 いずれも25年以上運転 近づく「老朽原発」
福島テレビ 2022/12/21
政府が進めているもの、原子力規制委員会の動き、形は違えど原発は60年を超える運転に舵が切られることになる。
2011年の福島第一原発の事故で止まった原発政策だが、現在状況は変わっている。
資源エネルギー庁によると、国内の原発のうち、安全審査に合格し再稼働したのは2015年の鹿児島県の川内原発を皮切りにこれまで10基。いずれも西日本の原発だ。
この冬の電力ひっ迫対策として、岸田総理が稼働を指示した原発でもある。
その一方で、原発事故があった福島第一原発、そして福島第二原発を含む24基は廃炉となる。
今回大きな議論となっている運転期間だが、再稼働した10基を見るといずれも25年以上で、ほとんどが40年を超えるいわゆる「老朽原発」に近づいている。