2025年2月17日月曜日

17 ドラム缶3万5千本にさび 廃棄物保管、東海村の原子力機構

 日本原研開発機構は13日、原子力科学研究所で保管している低レベル放射性廃棄物入りのドラム缶約3万5千本の表面にさびがあり、さびが比較的少ないドラム缶は補修して使用し、さびが多いものは中身を別の容器に詰め替えたと規制委に報告しました。
 当時の基準は、低レベル放射性廃棄物(キロ当たり100ベクレル以下)はドラム缶等に保存するということでした。
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ドラム缶3万5千本にさび 廃棄物保管、東海村の原子力機構
                            共同通信 2025/2/13
 日本原子力研究開発機構は13日、原子力科学研究所(茨城県東海村)で保管している低レベル放射性廃棄物入りのドラム缶約3万5千本の表面にさびがあったと、原子力規制委員会の会合で報告した。内部もさびたドラム缶もあったが、廃棄物が漏れるような損傷はなかったとしている。
 さびを確認したのは、地下に設置した鉄筋コンクリート製の施設に保管中のドラム缶。施設は1964~76年度に設置した。一部で腐食や漏れが見つかったため、2019~24年に点検した。

 機構は、さびが比較的少ないドラム缶は補修して使用し、さびが多いものは中身を別の容器に詰め替えた。