菅首相は３日の参院予算委で、森ゆうこ議員から福島原発事故を踏まえた教訓について聞かれ、「安全神話から決別して原発政策をやらないといけないのは当然だ。世界で最も厳しい基準を定め、地震や津波に耐え得る可能性、過酷な事故が起きても十分対処できる必要がある」と答えました。
現行の規制基準が世界で最も厳しいと考えているのなら誤りです。
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安全神話と決別した原発政策必要＝菅首相
ロイター 2021/3/3
［東京 ３日 ロイター］- 菅義偉首相は３日の参院予算委員会で、今月１１日に発生から１０年となる福島原発事故を踏まえた教訓について、安全神話と決別した原発政策が必要と述べた。森ゆうこ委員（立憲民主）への答弁。
菅首相は「１０年前に、あのような悲惨なことがあったことを忘れることなく、原発がいかに安全・安心でないといけないか、そうした教訓のためには、どのような小さなことでも、やるべきことをしっかり行うことが極めて大事」と指摘。「安全神話から決別して原発政策をやらないといけないのは当然だ。世界で最も厳しい基準を定め、地震や津波に耐え得る可能性、過酷な事故が起きても十分対処できる必要がある」と強調した。
首相、ID不正「極めて遺憾」 東電柏崎刈羽原発巡る問題で
共同通信 2021/3/3
菅義偉首相は3日の参院予算委員会で、東京電力柏崎刈羽原発（新潟県）を巡るID不正使用問題を巡り、原子力規制委員会への報告が遅れた政府対応について「安全神話から決別する観点に立ち、どんなに小さなことでも対応しなければならない。極めて遺憾だ」と述べた。
東京電力の小早川智明社長も参院予算委に出席し、ID不正使用や工事未完了の問題について「言い訳できない重大な事案と大変重く受け止めている」と述べた。
