2021年3月13日土曜日

街頭で市民が「原発再稼働反対」 新潟県内外18カ所

 福島第1原発事故から10年となった11日、新潟、群馬、長野3県の21団体でつくる「なくそテ原発・柏崎大集会」実行委員会は、新潟県と群馬県の計18カ所で東電柏崎刈羽原発の再稼働反対や原発ゼロを訴え街頭活動を行い、約800人が参加しました。

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街頭で「原発再稼働反対」 新潟県内外18カ所 市民団体訴え
                           新潟日報 2021/03/12
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年となった11日、原発に反対する団体が柏崎市など新潟県内外の街頭に立ち、東電柏崎刈羽原発の再稼働反対や原発ゼロを訴えた。
 新潟、群馬、長野3県の21団体でつくる「なくそテ原発・柏崎大集会」実行委員会は、本県と群馬県の計18カ所で街頭活動を行い、約800人が参加した
 柏崎市の宝町交差点近くには43人が集まった。新型コロナウイルス感染防止のため声を上げず「原発ゼロ」「福島、忘れない」などと書いたプラカードを掲げた。参加した同市田中の女性(73)は「10年たってもつらい思いをしている人がいる。原発は次の世代に残さない」と話した。
 新潟市中央区の東電新潟本社前では、市民団体「いのち・原発を考える新潟女性の会」のメンバーら約30人が並んだ。メンバーの一人(73)=新潟市西蒲区=は柏崎刈羽原発で相次ぐ失態を踏まえ、「10年かけて東電は何をやってきたのか。原発再稼働はありえない」と強調した。