2021年3月21日日曜日

21- 「路上のラジオ」主宰者:西谷文和さんからの手紙と資料の紹介

この記事はブログ「湯沢平和の輪」に掲載されたものですが、全編が原発問題に関するものなので当ブログに転載します)

 「路上のラジオ」(主宰者・西谷文和さん)から送られてきた資料を預かりましたので、以下に紹介します。
 内容は、
 1.西谷さんからの手紙
 2.「学習講演会 矢野宏×西谷文和」の案内
 3.「スガ政治を許さない連続講演会 佐高信/前川喜平」の案内
です。
 「西谷さんからの手紙」はテキスト版を下に掲示します。
 手紙に記載されている「路上のラジオ 第48回 あれから10年、現場からの告発、福島の今~郡山ココラジのスタジオからお送りします!については、下記のURLをクリックすると音声動画を視聴できます(ラジオ番組のため映像はありません)。
   音声動画(時間1時間) URL https://youtu.be/ZlFWNR-GpNI 
   ゲスト:鈴木則雄さん(郡山コミュニティ放送・ココラジ代表)
      :小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)※電話インタビュー
      :春木正美さん(市民立法「チェルノブイリ法日本版」を作る郡山の会・
              しゃがの会)

 二つの講演会の案内はPDF版を掲示します。下記のURLをクリックして、下の方までスクロールすると両方がご覧になれます。
https://drive.google.com/file/d/1WJ3YJODeevLJqpOJ1RMjURhYLRj9KHaz/view?usp=sharing 
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西谷文和さんからの手紙


このたびは多額の募金をありがとうございました。
お礼の手紙が遅くなってしまいました。ご容赦ください。 311から10年が経ちますが、原発事故はまだ収束しておりません。それどころか、2月13日のM7超の「余震」で、福島原発1号機と3号機の格納容器の水位が低下。これは311の時、メルトダウンした核燃料が格納容器に空けた穴が、今回の地震でさらに大きくなった、ということを示しております。
コロナ対策、失業・貧困対策、格差の解消、原発の廃炉など文字通り「国を挙げて」取り組まねばならない施策が山積みになっているのに、政府はそれらを放置して、オリンピックのお祭り騒ぎを強行しようとしております。そしてオリンピックの公式スポンサーには大手メディアが名を連ねており、ここへの批判はタブーとなっています。「路上のラジオ」はミニコミですが、引き続きタブーなく、スガ政治を批判していきたいと考えています。
みなさんからのご支援で、2月28日、3月1日の2日間、福島原発被害の現地取材を行うことができました。この時の模様は、3月12日、第48回目の「路上のラジオ」で発信する予定ですので、お時間あれば聴いてやって下さい。現在、「スガーリンヘの退場勧告。ポンコツ総理のウソを暴く」(仮題)を執筆しております。ラジオにお呼びした佐高信さん、青木理さん、前川喜平さん、望月衣塑子さん、そして小出先生との対談をまとめたものと、鹿児島県馬毛島へのルポが主な内容です。対談をまとめていて、改めてアベスガ政治のこの8年間がいかに最低最悪であったか、を痛感しました。何とかして、出来るだけ早く打倒しなければなりません。引き続きラジオで訴えていきたいと考えております。3月に入り、ようやく暖かくなってきましたが、コロナがまだまだ猛威をふるっております。ご自愛いただき、今後とも「路上のラジオ」をよろしくお願いいたします。
                          2021年3月  西谷文和