2021年3月6日土曜日

06- 40年超原発の運転「不可欠」 国や関電、安全対策を説明

  資源エネルギー庁は4日、40年を超えて再稼働を目指す福井県内の原発3基に関する住民向け説明会で、エネルギー政策の観点から運転が不可欠だとする国の見解を説明しました。

 参加者からは「耐震性の科学的なデータを示してほしい」「新型コロナウイルス流行下で避難計画に実効性があるのか疑問だ」といった意見が出されました。
 40年超の原発を再稼働したいというのが政府や経済界の願望であるのは先刻承知のことですが、それも安全性が立証されてのことなので、何よりも住民の疑問に答える必要があります。
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40年超原発の運転「不可欠」 国や関電、安全対策を説明
                             共同通信 2021/3/4
 経済産業省資源エネルギー庁は4日、関西電力が運転開始から40年を超えて再稼働を目指す福井県内の原発3基に関する住民向け説明会を福井市で開いた。事故時の住民避難計画や安全対策を紹介した上で、エネルギー政策の観点から運転が不可欠だとする国の見解を説明した。
 関電担当者は地震や津波を想定した設備強化や老朽化対策を解説し、安全性を強調した。
 参加者からは「耐震性の科学的なデータを示してほしい」「新型コロナウイルス流行下で避難計画に実効性があるのか疑問だ」といった意見や、使用済み核燃料の処分方法を問う声もあった。