東北電力女川原発2号機再稼働の是非を問う宮城県の住民投票条例制定を直接請求した仙台市の市民団体「県民投票を実現する会」が9日、条例案への関心を高めようと、青葉区の一画で街頭活動を行いました。
メンバー約20人が、通行人にボードにシールを貼る意思表示を依頼し、1時間で約280人が協力しました。
条例案は14日に開かれる県議会・総務企画、環境生活農林水産の両常任委員会による連合審査会で審議されます。
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<女川再稼働> 街頭で賛否問い県民投票をPR 仙台「実現する会」
河北新報 2019年3月10日
東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)再稼働の是非を問う県の住民投票条例案への関心を高めようと、条例制定を直接請求した仙台市の市民団体「県民投票を実現する会」が9日、青葉区の一番町平和ビル前で街頭活動を行った。
メンバー約20人が参加。住民投票の賛否を通行人に尋ね、ボードにシールを貼って意思表示してもらった。多々良哲代表は「県議会に県民の気持ちを届けよう」と呼び掛け、1時間で約280人の協力を得た。
条例案は開会中の県議会2月定例会に提出されており、14日に開かれる総務企画、環境生活農林水産の両常任委員会による連合審査会で審議される。多々良代表は「県民の思いを受け止め、熟議を尽くしてほしい」と話した。