2019年3月22日金曜日

大熊町の避難解除 4月13日までにと渡辺町長

 全町避難が続く福島県大熊町の渡辺町長は20日、放射線量が比較的低い大川原、中屋敷の両地区について避難指示を4月13日までに解除したいとの意向を示しまし
 両地区の面積は町全体の38住民登録者数は374です。
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大熊町の避難解除、来月中に…原発立地2町で初
読売新聞  2019年3月20日
 東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く福島県大熊町の渡辺利綱町長は20日、帰還困難区域を除く地域の避難指示を4月13日までに解除したいとの意向を示した。第一原発が立地する大熊、双葉両町で避難指示が解除されるのは初めて。国との協議を経て正式に決定する。
 渡辺町長は20日に開かれた町議会全員協議会で、4月14日に役場新庁舎の開庁式を開催することを説明。協議会終了後には、報道陣に対し、「避難指示の解除が済んでから開庁式を行いたい」と語った。
 
 解除するのは、放射線量が比較的低い大川原、中屋敷の両地区で面積は町全体の38%。両地区の住民登録者数は374人(2月28日時点)で、町全体(1万367人)の3・6%。事前登録した住民が自宅に寝泊まりできる長期宿泊が昨年4月から行われており、21世帯48人(3月19日時点)が登録している。5月7日から、大川原地区に建設中の役場新庁舎で業務を始める。