2019年3月28日木曜日

川内原発からの避難に60時間以上のケースも

 九州電力川内原発で重大事故が起きた場合、半径5キロ圏の住民らが避難所に着くまで60時間以上を要する場合があり得るとの推計が、安全性などを検証する専門家委員会の会合で27日、公表されました。避難に長時間を要することが明らかにされました。
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鹿児島県、原発安全性検証で会合 避難所到着まで60時間以上も
共同通信 2019年3月27日
 鹿児島県は27日、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)で重大事故が起きた場合に、半径5キロ圏の住民らが避難所に着くまで60時間以上を要する場合があり得るとの推計をまとめた。鹿児島市で27日に開かれた安全性などを検証する専門家委員会の会合で公表した。
 
 避難に長時間を要する恐れが浮き彫りになり、対策の必要性を迫る結果となった。県原子力安全対策課は「指示に基づく避難をしてもらうよう県民への周知に努め、道路混雑緩和などの対策を検討したい」と話した。