昨年春に再開した福島県川俣町の山木屋小学校は22日、8年ぶりに地元で6年生5人の卒業式が行われました。
卒業生5人の別れの言葉は 一人一人が父母への感謝を述べるもので、感動的でした。
5人が卒業すると生徒数がゼロになり新入生もいないため、18年4月に山木屋中との一貫校として再開してからわずか1年で休校となります。
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8年ぶりに福島・川俣町で卒業式 春から休校の山木屋小学校
共同通信 2019年3月22日
東京電力福島第1原発事故で避難し、昨年春に再開した福島県川俣町の山木屋小学校は22日、8年ぶりに地元で卒業式を開いた。6年生の5人が卒業すると児童がゼロになり、新入生もいないため再開からわずか1年で休校となる。
卒業証書を受け取った5人は、別れの言葉として「お母さんのような、人を思いやれる人になりたい」「陸上大会で、お父さんの応援で力を出しきることができた」と、一人一人が保護者への感謝の気持ちを述べた。涙ぐみ、言葉に詰まる児童もいた。
川俣町では2017年3月末に避難指示が解除され、18年4月に山木屋中との一貫校として再開した。