東北電力女川原発で重大事故が起きた時の避難道路にもなる、国道398号線石巻バイパスの整備に向け、8月1日から現地での調査が始まりました。
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女川原発“避難道路”整備へ調査開始 国道398号線石巻バイパス〈宮城〉
仙台放送 2022/8/1
東北電力女川原発で重大事故が起きた時の避難道路にもなる、国道398号線石巻バイパスの整備に向け、8月1日から現地での調査が始まりました。
調査が始まったのは、石巻市と女川町を結ぶ、国道398号線石巻バイパス沢田工区です。これは国土交通省が今年度の新規事業として採択した沢田工区について、設計に必要な地形や地質の状況を調べるため行うものです。調査は石巻市真野から女川町浦宿浜の事業区間で行われます。
8月1日は仙台河川国道事務所から委託された作業員2人が、測量の作業を行いました。現在の国道398号線は道路の冠水や急カーブが続くことから、県などが新たな道路の整備を求めていました。道路の整備により東北電力女川原発で重大事故が起きた時の、住民の避難道路としての役割が期待されています。現地調査は今年12月下旬まで行われる予定です。