2022年8月3日水曜日

山梨県のP2Gシステム 埼玉県で大成建設が導入 脱炭素化へ期待

 山梨県の長崎知事と「大成建設」が、埼玉県内にある大成建設グループの建設部材工場に山梨県外初となるP2Gシステムを導入することで合意しました。約1メガワットアワー1000KWH)の太陽光発電設備を工場に設置し、余剰電力でつくった水素を工場内のボイラーに活用します。
 P2GPower_to_Gasシステムの略称で再生エネの直流で電気分解して水素を製造する技術のことで、山梨県、東電東レが共同で実証実験を行って発展させてきたものです。カーボンニュートラル社会の実現に向け期待されているもので、国内初のP2G事業会社「やまなしハイドロジェンカンパニー」も設立されました。
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山梨県のP2Gシステム 大成建設が導入 太陽光発電で水素発生させ工場内ボイラーに活用 脱炭素化へ期待
                          YBS山梨放送 2022/8/1
太陽光発電の電力で水素を発生させる山梨県のP2Gシステムが初めて県外の工場に導入されることになった
1日、長崎知事と「大成建設」の相川善郎社長が基本合意を締結した。合意書では、埼玉県内にある大成建設グループの建設部材工場に県外初となるP2Gシステムを導入し、脱炭素化に取り組むこととしている。約1メガワットアワーの太陽光発電設備を工場に設置し、余剰電力でつくった水素を工場内のボイラーに活用するという。
相川社長は、システムの導入で二酸化炭素排出を年間約43トン抑制できるとして、カーボンニュートラルの実現へ期待感を示した。
民間企業によるP2Gシステムの導入決定は今回で2例目だ。