2021年3月2日火曜日

02- 小泉、菅両元首相 異色タッグで「反原発」訴え

 脱原発を訴える小泉純一郎、菅直人両元首相が1日、日本外国特派員協会で記者会見し原発ゼロと再生可能エネルギーの導入拡大を呼び掛けました。両氏がそろって会見するのは初めてです

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小泉元首相×菅直人元首相 異色タッグで「反原発」訴え
                       TBSニュース 2021年3月1日
 異色のタッグの実現です。小泉純一郎元総理と菅直人元総理が1日、日本外国特派員協会で行われた記者会見にそろって登場し、ともに“脱原発”社会の実現を訴えました。
 「この原発の問題は与党も野党もない。全国民の関心事だし、これからの将来を考えて原発をなくした方がいいという立場も一緒」(小泉純一郎元首相)
 「小泉さんとは、原発ゼロ、さらに再生可能エネルギーで、いろいろなところでこれまでご一緒している。こういう形での一緒の討論会参加は初めてかな」(立憲民主党 菅直人元首相)
 福島第一原発の事故について、小泉氏が「日本はあの悲惨な事故を目の当たりにしながら、まだやろうとしている、理解できない」と述べたのに対し、菅氏は「全く同意見だ」と応じ、「放射性廃棄物の問題が解決できていない原発にわざわざ戻る必要はない」と強調しました。


「政党の枠超えて原発ゼロを」 小泉、菅両元首相が会見
                             共同通信 2021/3/1
 東京電力福島第1原発事故後、脱原発を訴える小泉純一郎、菅直人両元首相が1日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し「政党の枠を超えて原発ゼロで発展できる国にしたい」(小泉氏)などと、原発ゼロと再生可能エネルギーの導入拡大を呼び掛けた。2011年3月の事故後、両氏がそろって会見するのは初めてという。
 小泉氏は「原発問題は与党も野党もない」と強調、「首相がやめると言えばやめられる。そういう首相を出さなきゃいかん」と訴えた。は、菅義偉政権が掲げた温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」が、原発再稼働や新増設の口実になっていると批判した。