16日午前2時ごろ、玄海原発3、4号機の「特定重大事故等対処施設」の工事現場で、ケーブルドラムが発火する事故が起きました。現場の工事管理者が見つけすぐに消火しました。
ケーブルをドラムに巻いたまま高電流を通すと発熱・発火の危険があるのはよく知られていることです。
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玄海原発の施設工事で火災
西日本新聞 2021/11/16
16日午前2時ごろ、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)3、4号機に新設するテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」(特重施設)の工事現場で火災が発生した。九電によると、消防が約1時間後に鎮火を確認。3、4号機の運転に影響はなく、放射性物質の放出や作業員のけがはないとしている。
九電によると、電源ケーブルを巻き取る機器の付近から火や煙が出ているのを現場の工事管理者が見つけ、作業員が消火した。同社が原因を調べている。
玄海原発の特重施設は2019年11月以降、段階的に着工。設置期限は3号機が22年8月、4号機が同9月となっている。