2021年11月10日水曜日

志賀原発の現地調査 今月18日・19日実施

 原子力規制委の現地調査は、活断層ではないとする北陸電力の評価が妥当かどうかを見極めるためで、今月18日と19日に実施されます。

 調査は、敷地内にあるS1S2S6S4、そして海岸部分の11の断層が露出している箇所などを確認するということです。期間的に見て目視確認かと思われます。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
志賀原発の現地調査 今月18日・19日
                           北日本放送 2021/11/9
 北陸電力が再稼働をめざす石川県の志賀原子力発電所2号機について、原子力規制委員会は9日、原発敷地内の断層の現地調査を今月18日と19日に行うと発表しました。
 東日本大震災の後につくられた新規制基準では、原子炉など重要施設の真下に活断層があると運転が認められないため、志賀原発の敷地内などにある断層の活動性について審査が続いています。
 原子力規制委員会の現地調査は、活断層ではないとする北陸電力の評価が妥当かどうかを見極めるためで、今月18日と19日に、原子力規制委員会の石渡明委員や原子力規制庁の市村知也・原子力規制部長らが現地を訪れます。
 調査は、敷地内にあるS1、S2とS6、S4、そして海岸部分の11の断層が露出している箇所を確認するほか、敷地に近い福浦断層も確認する予定です。


再稼働に向け審査中…北陸電力・志賀原発2号機 原子力規制委が18日から現地調査へ 断層の活動性等確認
                          富山テレビ放送 2021/11/9
再稼働に向けた審査が行われている北陸電力の志賀原子力発電所2号機について、原子力規制委員会は現地調査の日程を今月18日、19日の2日間と発表しました。
現地調査は、先月14日に開かれた志賀原発2号機の新規制基準の適合性を審議する審査会合で実施が決まり、2016年に審査会合が始まって以来、実際に委員が現地を確認するのは初めてです。
現地調査は、来週18日、19日の2日間で行われることが明らかになり、原子力規制委員会の石渡明委員などが参加します。
現地調査では、主に志賀原発2号機の敷地内や敷地から半径およそ5キロ以内の断層の活動性などが確認されることになっていて、これまで議論されてきた北陸電力による評価の妥当性が問われます。