2021年11月19日金曜日

島根原発 住民説明会の在り方について要望 米子市住民団体

 島根原発2号機の再稼働の是非を問うため米子市で住民投票の準備を進めている市民団体と境港市の住民団体による「とっとり県民連絡会」のメンバーが、17日米子市役所を訪れ島根原発2号機再稼働について
再稼働を推進する専門家と慎重な意見を持つ専門家を同席させて再稼働の賛成、反対の立場から住民に情報を提供すること
その説明会を受けて住民の意見を聴取する機会も設けること
とし住民説明会の在り方について要望書を市の担当者に提出しました。
 それとは別に17日行われた鳥取県原子力安全顧問会議で、安全対策などの新規制基準に島根原発2号機は適合すると調査結果を平井知事に報告しました。安全顧問の調査はおよそ8年におよびました。
   お知らせ
  都合により20日は記事の更新が出来ません。ご了承ください。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
島根原発 住民説明会の在り方について要望 米子市の住民団体
                           日本海テレ2021/11/17
住民投票・とっとり県民連絡会 松本薫共同代表:「市民、住民は原発が稼働されることについてそれがどう考えていいのかまだわからない方が、たくさんいらっしゃると思うんだが、出来るだけ多くの情報を私達住民に与えていただきたい。」

島根原発2号機の再稼働の是非を問うため米子市で住民投票の準備を進めている市民団体と境港市の住民団体による「とっとり県民連絡会」のメンバーが、17日米子市役所を訪れ島根原発に関する住民説明会の在り方について市の担当者に要望書を提出した
要望書では島根原発2号機再稼働についての住民説明会に再稼働を推進する専門家と慎重な意見を持つ専門家を同席させて再稼働の賛成、反対の立場から住民に情報を提供すること。またその説明会を受けて住民の意見を聴取する機会も設けることとしている。
これに対して子市の担当者は、「意見を聞いたので中身を精査して今後の対応を検討したい。」と答えるにとどまった。
米子市に要望を行った「とっとり県民連絡会」は、この日鳥取県と境港市にも同じ要望書を提出している。


新規制基準”クリア 顧問が鳥取県に報告 平井知事”今後も継続的にリスク改善を求めて行く”
                          日本海テレビ 2021/11/17
専門家で構成される鳥取県原子力安全顧問会議が開かれ、原子力安全顧問が島根原発2号機は”新規制基準”をクリアしていると鳥取県に報告した。
鳥取県原子力安全顧問 占部逸正顧問:「島根2号炉の安全性を確保するために必要な対策が講じられていることを確認した」

今日行われた鳥取県原子力安全顧問会議には、リモートも合わせて各分野の専門家(顧問)10人が参加し、平井知事にこれまでの調査結果を報告した。
その中で福島第一原発事故を受けて作られた安全対策などの新規制基準に島根原発2号機は適合すると説明した。
鳥取県原子力安全顧問の調査はおよそ8年におよび、先月は現地視察も行って中国電力に意見聴取するなどした。
鳥取県平井伸治知事:「今日の顧問の皆様のお考えを私どもはしっかりとした技術的・専門的な土台として、議会や両市(境港市・米子市)との協議に臨んでまいりたいと思う」

平井知事は自然災害では何が起こるか分からないとして、今後も継続的にリスクの改善を中国電力や国に求めるとしている。