2021年11月13日土曜日

柏崎刈羽原発モニタリングポスト 約6時間 数値を送信できず

柏崎刈羽原発モニタリングポスト 約6時間 数値が正しく表示されず
                         BSN新潟放送 2021/11/12
東京電力は12日、柏崎刈羽原発に設置されている複数のモニタリングポストの数値が、およそ6時間にわたり正しく表示されていなかったと発表しました。測定機能に問題はなく、データの伝送過程で何らかの異常があったとしています。
東京電力によりますと、新潟県の柏崎刈羽原発周辺に9台あるモニタリングポストのうち、3台の数値について9日午後9時頃から10日午前3時頃までのおよそ6時間にわたり、ほかの機器よりも低い傾向を示していたということです。
東京電力は数値の異常を1日半後の11日午後3時ごろに気付き、12日に調査をしました。その結果、3台について測定自体は正しく行われていましたが、データを伝送する過程に何らかの問題があったため、数値が正しく表示されなかったと判断したということです。

モニタリングポストは空間放射線量を測定するもので、データはホームページに表示されるほか、自治体にも送られています。3台については11日に問題を確認した時点で別のモニタリングポストを使用し、代替測定を実施していて、異常がないことを確認しているということです。