21年７月、女川原発で建屋内に硫化水素が漏れ出し、作業員７人が体調不良を訴えた事故についての原因調査結果が出たのを受け、宮城県などが11月15日に２度目の立ち入り調査を実施することになりました。
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女川原発 ２度目の立ち入り調査へ 硫化水素で７人体調不良
tbc東北放送 2021/11/9
２０２１年７月、東北電力女川原子力発電所で建屋内に硫化水素が漏れ出し、作業員７人が体調不良を訴えた事故を受け、宮城県などが１１月１５日に２度目の立ち入り調査を実施することになりました。
この事故は２０２１年７月１２日、女川原発２号機の建屋内で猛毒の硫化水素が漏れ出し、作業員７人が体調不良を訴えたものです。東北電力は、１１月５日廃液を貯蔵するタンクを撹拌したところ、沈殿物の中に溜まっていた大量の硫化水素が建屋内に漏れ出したとする調査結果を公表していました。県と女川町、石巻市は、事故直後に立ち入り調査を行いましたが、調査結果を踏まえ１１月１５日に、２度目の立ち入り調査に踏み切る異例の対応を決めました。
東北電力は、女川原発２号機について、来年度以降の再稼働を目指しています。
