2021年11月22日月曜日

小高に新しい産業団地 南相馬市検討

 相馬市が同市小高区に新しい産業団地の整備を検討していることが分かりました。市は団地にロボット関連企業や研究施設などを誘致し、福島第1原発事故で一時避難指示が出された小高区の住民帰還と雇用、移住促進につなげる考えです

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小高に新しい産業団地 南相馬市検討、帰還・雇用・移住促進へ
                        福島民友 2021年11月18日
 南相馬市が同市小高区に新しい産業団地の整備を検討していることが17日、分かった。市は団地にロボット関連企業や研究施設などを誘致し、東京電力福島第1原発事故で一時避難指示が出された小高区の住民帰還と雇用、移住促進につなげる
 市は津波被害を受けたJR小高駅東側の国道6号沿いにある農地の一部活用を検討しており、現在、地権者と協議を進めている。詳しい整備の時期や面積などは未定。
 市によると、市内のほかの工業団地などではロボットベンチャー企業などの進出が進み、全体的に空き区画が逼迫(ひっぱく)していることから、新しい産業団地整備が必要となっているという。
 市は同市小高区と浪江町にまたがる、旧浪江・小高原発建設予定地への産業団地整備も検討しており、企業や関連施設の誘致を進め、小高区の復興につなげる。


最先端の技術、製品展示 福島県郡山市で「ロボット・航空宇宙フェスタ」
                            福島民報 2021/11/19
ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2021」は19日、福島県郡山市のビッグパレットふくしまで始まり、最先端の製品や技術を展示、紹介している。20日まで。
 福島県の主催。ロボット関連80社、航空宇宙関連44社が参加している。初日はビジネス向け展示・商談会を開催し、担当者がビジネスマッチングに向けて話し合った。
 授業の一環で福島市の福島工高電気科の2年生34人が会場を訪れた。加藤亮磨さん(16)は「水中ドローンを詳しく見た。精巧な動きをしていて、操作してみたいと思った」と話していた。
 20日は一般向けの展示会を開く。水中ドローンや小型のトイドローン操作体験、紙飛行機作り体験、土星の模型製作などのコーナーを設ける。時間は午前10時から午後4時まで。入場は無料。