2021年11月4日木曜日

川内原発 運転延長 鹿児島県知事「専門委委員追加は2~3人」

 前鹿児島県知事三反園訓氏当初脱原発を謳って当選しましたがそれを貫けずに、再選を目指した知事選で敗れました。

 塩田知事は40年を迎える川内原発1号機の運転延長の可否について、県の専門委員会に原子力政策に批判的な委員を加えて協議することを公約に掲ました。2日の定例会見で知事は、「加える委員は2人とか3考えている。かなり厳しい批判的な意見を持つかどうかを確認して選定する」と述べました
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川内原発 運転延長 鹿児島県知事「専門委委員追加は2~3人」
                         MBC南日本放送 2021/11/2
九州電力が3年後に運転期限の40年を迎える川内原発1号機の運転延長に必要な特別点検を進める中、鹿児島県の塩田知事は、対応を協議する県の専門委員会に、原子力政策に批判的な委員を新たに加える方針ですが、その委員を2、3人とする考えを示しました。
川内原発は1号機が2024年、2号機が翌2025年に運転期限の40年を迎えますが、原子力規制委員会が認めれば最長20年延長できます。九州電力は運転の延長に必要な特別点検を先月から1号機で行っています。
塩田知事は延長の可否について、県の専門委員会に原子力政策に批判的な委員を加えて協議することを公約に掲げていますが、2日の定例会見で次のように述べました。
塩田知事)「(加える委員は)2人とか3人か複数だと考えている。かなり厳しい批判的な意見を持つかどうかを確認して(選定する)
塩田知事はこのように述べ、県の専門委員会に加える原子力政策に批判的な新たな委員については、2人か3人を年内に選定する考えを示しました。