06- 敦賀原発２号機 規制委が２度目の審査再開を決定

　日本原電は関西電力や九州電力などの助言を得ながら、人員も大幅に増やし再稼働に向けた資料を作成し直しました。それを今年８月、規制委に審査用資料を再提出しました。
　審査に当たっては原子炉建屋直下の断層が将来動く可能性のある活断層かどうかが最大の焦点となっています。
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敦賀原発２号機、規制委が２度目の審査再開を決定　提出資料の相次ぐ誤記で
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　産経新聞　2023/9/6
原子力規制委員会は６日、日本原子力発電敦賀原発２号機（福井県）の再稼働に向けた審査を再開することを決めた。同原発では日本原電が規制委に提出した審査資料の誤記などが相次ぎ、審査が２度にわたり中断。再び誤記が見つかれば、規制委が審査を打ち切り、廃炉となる可能性もある。
敦賀２号機を巡っては、原子炉建屋直下の断層が将来動く可能性のある活断層かどうかが最大の焦点となっている。日本原電は活動性を否定する立証を続けており、資料の誤記やデータの書き換えは審査の過程で発覚した。

規制委は令和２年の発覚後に審査を打ち切り、昨年１２月に再発防止の態勢が整ったとして審査の再開を決定。ところが、再開後の審査でも再び誤記が見つかり、今年４月に審査を再中断した。
これを受け、日本原電は今年８月、規制委に資料を再提出。資料の作成にあたっては、原発の再稼働で先行する関西電力や九州電力などの助言を得ながら、人員も大幅に増やし、「品質は確保した」としている。