老朽原発の40年超運転(最大60年)を目指す関電美浜原発3号機の延長運転の審査が5日に合格する見通しになりました。原子炉等の強度をどう見通したのかは発表されていないようです。
延長運転の審査合格は、関電高浜1、2号機に次いで3例目になります。
原発の運転期間を原則40年とするという基準は形骸化しています。
8月4日 美浜3号原発 40年超延長へ
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美浜3号機、5日合格へ 老朽原発で2例目
共同通信 2016年9月30日
原子力規制委員会は30日、老朽原発の関西電力美浜原発3号機(福井県)が新規制基準を満たしているとする「審査書」について、10月5日の定例会合で議論する方針を固めた。審査書が正式決定され、合格する見通し。
老朽原発の審査合格は関電高浜1、2号機に次いで2例目。東京電力福島第1原発事故後に改正された原子炉等規制法は、原発の運転期間を原則40年と定めているが、老朽原発を活用する流れが定着してきた。原則の形骸化が懸念される。