川内原発の運転延長について検証する分科会が25日、鹿児島市で開かれ、川内原発の劣化状況の評価方法について九州電力が説明しました。
釜江克宏座長から「淡々と8年前の結果を話すだけではなくて、新しい知見も含めて説明してほしい」という要求が出されました。
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川内原発 運転延長の検証分科会
KYT鹿児島読売テレビ 2022/4/25
川内原発の運転延長について検証する分科会が、鹿児島市で開かれた。
川内原発の安全性について話し合う専門委員会の中に、県は原発の運転延長について検証する分科会を設置している。
川内原発は1号機が2024年に、2号機は2025年に40年の運転期限を迎える。原子力規制委員会が認めれば、運転を最大20年延長することができる。延長の申請に必要な特別点検では、原子炉などの機器の劣化状況をデータを基に確認をする。
25日の分科会では、劣化状況の評価方法について九州電力が説明した。また、1号機に対し8年前に行われたコンクリート強度の点検など評価の結果も、参考としてあげられた。釜江克宏座長は「淡々と8年前の結果を話すだけではなくて、新しい知見もあるかもしれないということでそれも含めて説明してほしい、これは非常に重要なことだと思う」と話した。
委員からは“評価方法を更新する必要はないのか”などの意見が上がった。