東北電力は10日、再生可能エネルギーの発電制御を一時的に求める「出力制御」を初めて行いました。九州電力・四国電力に続いて全国で3例目となります。
同日は天気が良く、太陽光による電力の供給量が大幅に増える一方、多くの企業が休みで需要が少ないため、東北電力は午前8時から午後4時まで太陽光発電所などに発電の抑制を求めました。
再生可能エネルギーは季節や天候によって電力を地元で使いきれない状況が相次いでいます。
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【速報】“使いきれない電力”で大規模停電のおそれも…東北電力が初の「出力制御」
テレビ朝日系(ANN) 2022/4/10
東北電力は10日、再生可能エネルギーの発電制御を一時的に求める「出力制御」を初めて行いました。九州電力・9日の四国電力に続いて全国で3例目となります。
電力は発電量と使用量を一致させる必要があり、そのバランスが崩れると大規模停電になる恐れがあります。
10日は天気が良く、太陽光による電力の供給量が大幅に増える一方、多くの企業が休みで需要が少ないため、東北電力は午前8時から午後4時まで太陽光発電所などに発電の制御を求める「出力制御」を初めて行いました。
再生可能エネルギーは季節や天候によって電力を地元で使いきれない状況が相次いでいて、普及に向けての課題となっています。
新潟県内の最高気温”夏日”予想 東北電力は再生エネ事業者に”出力制御”を指示
NST新潟総合テレビ 2022/4/10
10日の新潟県内は各地で晴れ、気温も上がる見込みです。
一方で、太陽光の発電量が増えるため、東北電力は出力制御を行うよう再生エネ事業者に指示しました。
各地で晴れ間が広がっている10日の県内。
日中の最高気温は上越市高田で26℃、新潟市中央区や長岡市で25℃など夏日となる予想です。
この好天により、東北電力は太陽光発電が活発となる一方で、暖房などの電力需要が下がると判断。
管内では初めて再生エネ事業者に対して10日午後4時まで発電の一時的な停止を指示しています。
また、新潟地方気象台は上・中・下越で土砂災害や雪崩に。県内では乾燥による火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。