東電は7日、福島第1原発で昨年10月、複数の侵入検知器や監視カメラが正常に動作しなくなる核物質防護不備があったと発表しましたが、痕跡からネズミとみられる小動物がケーブルをかじったと判明し2日後に復旧したということです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
侵入検知器、ネズミかじり故障? 東電福島第1原発
共同通信 2022/4/7
東京電力は7日、福島第1原発で昨年10月、原子炉建屋など重要施設の周辺にある「周辺防護区域」で、複数の侵入検知器や監視カメラが正常に動作しなくなる核物質防護不備があったと発表した。痕跡からネズミとみられる小動物がケーブルをかじったと判明、2日後に復旧した。
東電によると、ケーブルはポリエチレン製の管の中を通っているが、途中にある箱との接続部に約5センチの亀裂ができており、ここから小動物が入ってケーブルをかじり断線したとみられる。
同様の接続部約500カ所を調べると、20カ所で小動物が入れるような損傷があり、補修した。