2022年4月16日土曜日

パナソニック クリーンエネルギーで工場電力賄う

 パナソニックは、滋賀県にある工場で使う電力を、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーで、すべて賄う取り組みを始めました。太陽光発電パネルを1800枚余り敷き詰め液化した水素を活用して発電するための燃料電池を100台設置しました水素を本格的に活用する燃料電池発電は、世界的にも珍しいということです。

 発電コストがこれまでの倍以上になるなどの課題もあります
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パナソニック クリーンエネルギーで工場電力賄う取り組み開始
                    NHK NEWS WEB 2022年4月15日
パナソニックホールディングスは、賀県にある工場で使う電力を、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーで、すべて賄う取り組みを始めました発電には、次世代のエネルギーとされる水素を本格的に活用していて、世界的にも珍しいということです。
新たな取り組みは、滋賀県草津市にあるパナソニックの生産拠点のうち、燃料電池の工場で始まりました。
二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーで、すべての電力を賄うため、太陽光発電に必要なパネルを1800枚余り敷き詰めたほか、液化した水素を活用して発電するための燃料電池を、およそ100台設置しました。
会社によりますと、二酸化炭素を排出しない次世代のエネルギーとして期待される水素を、発電に本格的に活用するのは、世界的にも珍しいということです。
発電コストが、これまでの倍以上になるなどの課題もありますが、パナソニックホールディングスの楠見雄規社長は、記念の式典で「社会への影響を大きくしたい」と述べ、今後、電力を効率的に供給するための検証を進めたうえで、ほかの工場などにも広げていきたいという考えを示しました。