石川県の航空自衛隊小松基地は15日、F15戦闘機が石川県沖の日本海に墜落した1月の事故で、放射性ガス「クリプトン85」を含む部品が見つかっていないと発表し、同日、原子力規制委員会に報告しました。微量のため人体や環境に影響はないとしています。
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F15墜落、放射性物質が不明 小松基地、原子力規制委に報告
共同通信 2022/4/15
石川県の航空自衛隊小松基地は15日、同基地所属のF15戦闘機が石川県沖の日本海に墜落し、搭乗していた1等空佐ら2人が死亡した1月の事故で、放射性ガス「クリプトン85」を含む部品が見つかっていないと発表した。微量のため人体や環境に影響はないとしている。原子力規制委員会に同日、報告した。
小松基地によると、部品はエンジン点火装置の一部で、長さ約3センチのガラス管にクリプトン85が密封されている。捜索でエンジン2基が回収されたが、計4個あるエンジン点火装置のうちの1個が見つかっていない。また見つかったうちの1個も損傷が激しく、この部品は残っていなかった。
