会報NO24でご案内したとおり、5日(日)に、湯沢町で建設中の小水力発電に関する講演会と今年度の定期総会を下記のとおり開催します。
是非ご参加ください。前半の講演会のみの参加もOKです。
講演会及び22年度定期総会
■日 時 6月5日(日)午後1:30~4:00
■会 場 湯沢町公民館 3階会議室1、2
・各自、コロナ感染症対策をしてご参加ください。
第一部 講演会 13:30 ~ 14:45
・演 題 「湯沢町毛渡沢での小水力発電について」
・講 師 林 敏幸さん (越後湯沢水力発電㈱代表取締役社長、元湯沢町商工会長)
第二部 2022年度総会 15:00 ~ 16:00
<議題1> 原発をなくす湯沢の会2021年度活動報告及び会計収支決算書
<議題2> 2022年度活動計画及び会計収支予算書
その他
問い合せ先 原発をなくす湯沢の会事務局 南雲敏夫 090-2674-9414
【参考資料】
湯沢町毛渡沢での小水力発電について昨年3月、新潟日報が取り上げましたので、参考資料としてテキスト版を表示します。
原記事のPDF版には下記からアクセスできます(説明図含む やや不鮮明ですが)。
https://drive.google.com/file/d/1EEHzJxFp_k1enzBdM8kW4zaQjKeK4O5i/view?usp=sharing
小水力発電所建設へ 砂防えん堤の落差利用 湯沢の企業
新潟日報 2021年3月25日
湯沢町の越後湯沢水力発電は、魚野川支流にある砂防えん堤の流水を活用し小水力発電所を建設する。上流からポンプのように水を吸い上げる「サイホン式」と呼ばれる取水設備を使って発電する。今年9月の着工、2023年6月の稼働を目指す。電力は固定価格買い取り制度を科用して売電し、奨学金基金の創設などに役立てるとしている。
同社は14年に林敏幸社長ら町内有志が設立した。毎年の入り込み客数によって収入が増減する観光業とは別に、安定した利益と、建設や維持管理による雇用につなげる狙い。総事業費は約5億円で、複数の銀行から融資を受けている。
県道541号沿いの魚野川支流・毛度沢下流砂防えん堤に4つの取水口を取り付けて吸水する。同えん堤を管理する県に事業実施の許可を得ており、えん堤脇の敷地に約2千平方mの発電所設備を建てる。発電出力は188kwで、年間発電量は約132万9千kwh。年間約4500万円の売電利益を見込む。
サイホン式の水力発電は、高低差で生じる圧力を利用して上流からの水を吸い上げて下流にある発電機に送り、水車を回す原理。同えん堤は高さ約9mで、ダムを活用する場合と比べて低めだが、サイホン式を採用することで低い落差でも発電できるという。また、周辺の河川は雪解け水により年間の水量が多く、発電所の稼働率の向上が期待できる。
湯沢町商工会長も務める林社長は,「黒字化まで3年ほどかかるだろうが、数十年単位の長い視点で地域に利益を還元していきたい」としている。
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(5月24日)会報NO.24のPDF版を掲示します