六ケ所村の使用済み核燃料再処理事業費は、21年よりおよそ100億円減り、初めての減額となりました。MOX燃料工場の総事業費は、21年よりおよそ200億円減りました。
現時点では利用者の支払う電気料金に反映されないということです。
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日本原燃 再処理事業費100億円減 機構設立後初の減額
ABA青森朝日放送 2022/6/24
六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料事業費についてです。2021年よりおよそ100億円減り、使用済燃料再処理機構が設立してから初めての減額となりました。
核燃料サイクル事業の事業主体である使用済燃料再処理機構によりますと、再処理工場の総事業費を精査した結果、2021年よりおよそ100億円減り、総額で14兆4300億円となりました。また、MOX燃料工場の総事業費は、2021年よりおよそ200億円減り総額で2兆4100億円となりました。
減額の主な理由としては、資金調達方法を見直し適正化を図ったり、最新の経済指標を反映し人件費や輸送費を見直したためとしています。
各電力会社の拠出金単価は、2021年と変わっていないため、現時点では、利用者の支払う電気料金に反映されないということです。
