2022年6月20日月曜日

東電 福島1~3号機の原子炉データ公表半分に 一転して撤回

 東電は、福島第1原発1~3号機の原子炉格納容器の水位や周辺の温度など各号機の監視に必要なデータの公表項目を、6月になって突然半分程度に減らしましが、記者会見で批判を受け、一転して従来通りの公表を16日から再開しました。

 データの公表を避けるとは隠蔽以外のものではありません。
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原子炉データ公表半分、一転撤回 東電の福島1~3号機、批判受け
                            共同通信 2022/6/18
 東京電力は、福島第1原発1~3号機の原子炉格納容器の水位や周辺の温度など、メルトダウン(炉心溶融)を起こした各号機の監視に必要なデータの公表項目を、6月になって突然半分程度に減らした。記者会見で批判を受け、一転して従来通りの公表を続ける方針を示したが、情報公開に対する意識の低さに疑問の声が上がる。
 項目を減らしたのは「プラントパラメータ」と呼ばれるデータ。従来1~6時間ごとにホームページで公表していた223項目のうち半数超を取りやめた。13日に「不親切な部分があった」として撤回し、計器故障などが確認された項目を除き、従来通りの公表を16日から再開した。