福島第一原発の処理水の放出を巡って、環境省による海水のモニタリング調査が今月17日から始まったことが分かりました。
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環境省 処理水の放出巡り事前に海水モニタリング開始 福島第一原発
テレビ朝日系(ANN) 2022/6/28
福島第一原発の処理水の放出を巡って、環境省による海水のモニタリング調査が今月17日から始まったことが分かりました。
政府は、2023年4月をめどに処理水を海水で薄めて海に放出する方針を決めています。
これに先立ち、環境省は放出の前後で放射性物質の濃度を比較できるよう、今年春ごろから原発周辺の海域でのモニタリング調査を始めるとしていました。
環境省によりますと、6月17日に福島県内の海水浴場1カ所で、21日には宮城県沖と茨城県沖のそれぞれ1カ所で海水を採取したということです。
環境省が海水を採取するモニタリング調査は原発周辺の海域で33カ所、海水浴場で4カ所ほど予定していて、これを年4回程度行うとしています。