福島県浪江町の除染検証委員会は、町が秋に開始を目指す復興拠点での準備宿泊について「被ばくのリスクは十分低減している」とする報告書をまとめました。
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「被ばくリスク十分低減」浪江町の除染検証委が報告書提出(福島県)
テレビユー福島 2022/6/6
復興へ向けた動きです。
福島県浪江町の除染検証委員会は、町が秋に開始を目指す復興拠点での準備宿泊について「被ばくのリスクは十分低減している」とする報告書をまとめました。
6日、浪江町役場を訪れた町の除染検証委員会は、復興拠点の除染状況や準備宿泊に伴う検証結果をまとめ、吉田町長に手渡しました。
検証が行われた津島など3つの地区の復興拠点について町は、来年春ごろの避難指示解除を目指していて、ことし秋には準備宿泊をはじめたい考えです。
報告書では、拠点内のおよそ9割で除染が完了し空間線量も減少していることから、準備宿泊に伴う被ばくリスクは十分に低減しているとしています。
【吉田数博町長】「地域の方々の安心につながるような体制づくりも求められておりますので、これからしっかりとその体制を作って、地域の方が安心して準備宿泊に臨んでいただけるように体制を作ってまいります」
町は今後、議会の全員協議会や準備宿泊開始に向けた住民説明会を開く予定です