2022年6月6日月曜日

東電社長名で避難者訴訟原告に謝罪 最高裁決定を受け

 福島原発事故避難者が東電に損害賠償を求めた集団訴訟で、3月、最高裁で東電に対して賠償命令確定したのを受け東電福島復興本社の高原一嘉代表らが5日、福島県双葉町で原告・弁護団と面会し、小早川智明社長名で謝罪しました。

 東電が集団訴訟の原告側に社長名で公式謝罪するのは初めてです。
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東電、避難者訴訟原告に謝罪 社長名で、最高裁決定受け 福島
                             時事通信 2022/6/5
 東京電力福島第1原発事故に伴う難者が東電に損害賠償を求めた集団訴訟で、東電に対する賠償命令が3月に最高裁で確定したのを受け、東電ホールディングス(HD)福島復興本社の高原一嘉代表らが5日、福島県双葉町で原告・弁護団と面会し、小早川智明社長名で謝罪した。
 東電が集団訴訟の原告側に社長名で公式謝罪するのは初めてという。
 高原代表が福島地裁いわき支部に提訴した原告・弁護団に、社長名の謝罪文を代読。「津波による被害の甚大さについて、事故の当事者として責任を痛切に感じている」などと述べ、頭を下げた。
 面会後、記者会見した早川篤雄原告団長は「社長が来なかったことに怒りを覚えるが、今回の謝罪は一歩前進だ。今後、復興と廃炉に向けた責任を証明してほしい」と語った。
 弁護団の小野寺利孝共同代表は「『あやまれ・つぐなえ・なくせ』をスローガンにやってきた。本日を機に、国などへの具体的な政策要求に移っていきたい」と強調した。


東電「人生を狂わせた」原発事故の避難者訴訟で賠償確定 初の謝罪(福島県)
                          テレビユー福島 2022/6/5
原発事故の避難者が東京電力を訴えた裁判で賠償が確定したことを受け、東電は5日、原告に対し「人生を狂わせ、取返しのつかない被害を及ぼした」と、初めて謝罪しました。
この裁判は、浜通りに住んでいた200人あまりが、東電を訴えたもので、今年3月に東電の賠償が確定しました。
これを受けて、東電は5日午後に原告と面会し、謝罪しました。
東電・高原一嘉復興本社代表「みなさまの人生を狂わせ、心身ともに取返しのつかない被害を及すなど、様々な影響をもたらしたことに対し、心から謝罪をいたします。誠に申し訳ございません」
原告団によりますと、集団訴訟の判決を受けて東電が謝罪するのは、初めてのことです。
原告団の早川篤雄さんは、自身の心情について「複雑で一言で表すことはできない」とした上で、東電に対し「事故を防げなかった原因と責任について、究明する努力」をするよう求めました。