2022年6月22日水曜日

22- 宮城・川崎町 関西電力〝風力発電計画〟初の住民説明会

 関西電力は、宮城県川崎町で計画している風力発電について20日に非公開の住民説明会を開き、住民約30人が参加しました。関西電力は風車の数を4基減らすことを伝えましたが、住民からは「不安は解消されない」との声が聞かれました。

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宮城・川崎町 関西電力〝風力発電計画〟初の住民説明会
           どうなる? 蔵王「御釜」の景観
                          ミヤギテレビ 2022/6/21
関西電力の計画は川崎町西部の山地に最大で高さ180メートルの風力発電機を設置するというもの。一部住民グループからは蔵王町の観光地〝お釜〟からの景観を心配する声などがあがっている。
川崎町立野地区で行われた20日夜の説明会(報道非公開)には地元住民約30人が参加した。参加者によると関西電力からは景観や騒音への影響のほか、最大23基だった当初の計画から蔵王国定公園内4基の設置を取りやめることなどが説明されたという。
参加者の1人は説明会の内容について「質問の中でも見せていただいたが、どの地点からどう見えるという資料を出してほしいと話はあったが、まだ準備ができていないという話だった。」と話した。
説明会は今月25日までに5回予定されている。


「不安は解消されない」関西電力が風力発電計画について宮城・川崎町で住民説明会
                         khb東日本放送 2022/6/21
 関西電力は、宮城県川崎町で計画している風力発電について20日に住民説明会を開き、風車の数を減らすことを伝えましたが、住民からは「不安は解消されない」との声が聞かれました
 関西電力は、川崎町に風力発電の風車を最大で23基つくる計画でしたが、予定地には蔵王国定公園が含まれていて景観に影響を及ぼすとし住民が中止を求めているほか、県の審査会からも批判が上がっていました。
 20日に非公開で開かれた住民説明会では、関西電力の担当者が計画を見直して国定公園内への建設を断念し、風車の数を最大19基に減らすと説明したということです。
 出席した住民「(心配しているのは)やっぱり環境破壊ですね。全然(不安は)解消されていません」
 説明会で、住民からは景観への悪影響や土砂災害を懸念する声が上がったということです。