「核のごみ」の地層処分の方法を研究する幌延深地層研究センターが、地下水の流れを推定できるとした研究結果を発表しました。高レベル放射性廃棄物を地下に処分するためには、地下水の流れが遅い場所を選ばなければならないということからですが、数万年保管しなくてはならない以上、地下水の流動があるか否か自体が問題であってその遅速などに意味があるとは思われませんが・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
地下水の流れを推定できるとした研究結果発表 幌延深地層研究センター 地下施設を報道公開
HBC北海道放送 2022/6/7
いわゆる「核のごみ」の地層処分の方法を研究する幌延深地層研究センターが、地下水の流れを推定できるとした研究結果を発表しました。
センターの地下350メートルの坑道では、周辺の地層や地下水の性質などの研究が行われています。
高レベル放射性廃棄物を地下に処分するためには、地下水の流れが遅い場所を選ばなければいけません。
研究では大きさが違う岩石にある地下水を比べる方法を見つけ、それによって地下水の流れの分布が推定できるようになったと説明しています。
今後、最終処分場を決める際に、この研究が役立つということです。
地層処分をめぐっては、後志の寿都町と神恵内村で文献調査が進められています。