高レベル放射性廃棄物の最終処分場について今治市で7日夜、NUMOによる対話型の説明会が開かれました。14人の市民らが公募で参加し、「無人島に作れば影響がないのでは」「まず原発を止めてからゴミの問題を考えるべき」などといった意見が出されました。
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高レベル放射性廃棄物“最終処分”今治市で対話型説明会 「無人島に作れば」「まず原発止めて」
テレビ愛媛 2022/6/8
高レベル放射性廃棄物の最終処分場への理解と議論を深めてもらおうと、今治市で7日夜、対話型の説明会が開かれました。
この説明会は最終処分場の受け入れ先を探している原子力発電環境整備機構・NUMOなどが2017年から全国各地で開いていて、愛媛県内では4回目です。
今治市の説明会には14人の市民らが公募で参加、担当職員が300メートル以下の深く安定した岩盤に廃棄物を埋める地層処分の仕組みなどについて説明しました。
質疑応答では、参加者から「無人島に作れば影響がないのでは」「まず原発を止めてからゴミの問題を考えるべき」などといった意見が出されました。
国内には高レベル放射性廃棄物の最終処分場がない状況が続いていて、NUMOは「社会全体の問題として関心を持って欲しい」と話しています。