再稼働させた川内原発1号機の復水器に海水が混入した原因は、復水器内の冷却用配管5本の損傷によるものと分かりました。
比率としては小さいといえますが、海水による腐食が原因であれば今後続出する可能性もあります。
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復水器配管5本から海水混入 川内1号機のトラブル
東京新聞 2015年8月24日
九州電力は24日、再稼働させた川内原発1号機(鹿児島県)の復水器に海水が混入して出力上昇の作業を中断したトラブルで、復水器内の冷却用配管(直径25ミリ)5本から海水が漏れ出たとする点検結果を明らかにした。修理などが終わり次第、出力を上げてフル運転に入るとしているが、詳細な日程は決まっていないという。
九電によると、20日午後、発電タービンを回した後の蒸気を水に戻す復水器にたまった水を送り出すポンプの出口で、基準値を上回る塩分など不純物の混入を知らせる警報が鳴った。
配管約1万3千本を点検したところ、少なくとも5本損傷が判明、海水の漏出を確認したという。 (共同)