福島民友 2017年07月31日
産業技術総合研究所の福島再生可能エネルギー研究所(中岩勝所長)は29日、郡山市の同研究所を一般公開、市民らが新しいエネルギーの研究に理解を深めた。2014(平成26)年4月の開所以来、4回目の公開。
太陽電池製造ラインや地中熱利用システム実証試験場、風車タワー内部の実験施設見学ツアー、隣接する山王の工場見学をはじめ、研究者による講座、ペットボトルを使って火山噴火のマグマの動きを再現する実験、自転車での発電体験などを繰り広げた。
また、福島高、郡山北工高、日大工学部の3学校、同研究所と共同研究に取り組む県内に事業所を持つ企業5社が研究成果や事業を紹介。
日大工学部機械工学科は太陽電池パネルの破損状況を調べる移動ロボットを展示した。参加者は施設を巡りながら、再エネ研究の一端に触れた。