2021年10月20日水曜日

福島の原発避難者「古里戻して」衆院選、実行力で判断と

 衆院選が始まりました。原発被災地では「これまでの復興はいいかげん。子どもたちが遊べる古里に戻してほしい」、「震災後に建てられた公共建築物などが多すぎる人口減少で将来維持していけるのか心配」などの声が上がっています。
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福島の原発避難者「古里戻して」衆院選、実行力で判断と
                            共同通信 2021/10/19
 東京電力福島第1原発事故で福島県浪江町から同県いわき市に避難している自営業田村徳幸さん(68)は「これまでも復興が叫ばれてきたが、『へでなし(いいかげん)』だった。子どもたちが遊べる古里に戻してほしい」と訴えた。
 自宅は原発から約10キロ。避難指示は解除されたが、周辺には除染後も放射線量が高い箇所が残る。それでも将来は町に戻り田畑や墓を管理しながら、帰還する人が安心して暮らせる手助けをしたいと考えている。

 宮城県南三陸町の菅原里衣さん(41)は「震災後に建てられた公共建築物などが多すぎる」と指摘。人口減少で将来、維持していけるのか不安に感じる。