2024年4月3日水曜日

柏崎刈羽原発テロ対策 「IAEA」が現地調査終了「継続的な改善を確認した」と評価

 柏崎刈羽原発のテロ対策をめぐって3月25日4月2日の間、現地調査を行っていた「IAEA」=国際原子力機関は最終日の4月2日、「継続的な改善を確認した」と評価しました。調査結果数週間をめどに取りまとめ、東電に対して最終報告書を提出します。

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柏崎刈羽原発のテロ対策をめぐり 「IAEA」が現地調査終了 「継続的な改善を確認した」と評価 
                         TeNYテレビ新潟 2024/4/2
柏崎刈羽原発のテロ対策をめぐって現地調査を行っていた「IAEA」=国際原子力機関は最終日の4月2日、「継続的な改善を確認した」と評価しました。
東京電力・柏崎刈羽原発をめぐっては核セキュリティの不備が相次ぎ、原子力規制委員会から事実上の運転禁止命令が出された経緯があります。
「IAEA」の専門家チームはテロ対策が改善されたかを評価するため、3月25日から設備の視察や聞き取りなど現地調査を実施。4月2日、調査を終えました
IAEA タパニ・ハックさん〉
「柏崎刈羽原発における核物質防護システムのいくつかの分野で継続的な改善がなされていることを確認しました」
調査は柏崎刈羽原発の再稼働を目指す東京電力がIAEAに依頼して行われました。
柏崎刈羽原発 稲垣武之所長〉
「今後はこれらのアドバイスに基づき国際原子力機関の国際基準に沿って弊社の核セキュリティを強化してまいる所存です」
IAEAは調査結果について数週間をめどに取りまとめ、東京電力に対して最終報告書を提出することにしています。