福島原発のトリチウム汚染水の海洋放出のための海底トンネルの、沖合およそ1キロの放出口部分にあたる「放水口ケーソン」の製作が7月8日に完了しました。
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処理水の海洋放出に向け進む海底トンネル工事 出口部分が完成
テレビユー福島 2022/7/11
放射性物資を含む処理水の海洋放出のための建設が進む海底トンネル、その出口部分が完了しました。
政府と東京電力は、福島第一原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水を海水で濃度を国の基準値以下に薄めた上で、海底トンネルを通じて、沖合およそ1キロから来年春ごろに放出することを計画しています。
東電はトンネルの放出口部分にあたる「放水口ケーソン」の製作が7月8日に完了したと発表しました。
現在は、この放水口設置に向けた海底面での整備工事を行っていて、東京電力は地元の自治体などの同意を得た上で放出設備の本格的な工事を始める方針です。