2022年7月21日木曜日

ロシア兵が防護服着けず ザポリージャ原発内で9人が被爆し死傷

 ウクライナ南部ザポリージャ州ザポリージャ原発で露軍兵士9人が被爆で負傷し、死者もいるという情報があるということです。被爆防止の教育が行われていないようです。

 露軍原発敷地内にミサイルシステムを配備し、兵士最大500人が駐留しているという分析があります。
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「ロシア兵が防護服着けず」原発内へ、9人死傷か…敷地内にミサイルシステム配備
                         読売新聞 2022年7月19日
【キーウ=安田信介】ウクライナ南部ザポリージャ州エネルホダルの市長は18日、ロシアが占拠する欧州最大規模のザポリージャ原子力発電所内で露軍兵士9人が負傷し、死者も出ている情報があるとSNSで明らかにした。
 ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは19日、「露軍(兵士)が防護服も着けずに原子炉の放射能ゾーンなどに入った」とSNSに投稿し、露軍が安全基準を守らずに原発を占拠し続けていると非難した。
 露軍が3月に占拠したこの原発を巡って、同企業の幹部は今月15日、露軍が原発敷地内にミサイルシステムを配備し、兵士最大500人が駐留していると分析した。そこから別の場所を攻撃しているとの見方も示した。エネルゴアトムは19日、「原子力安全への直接の脅威だ」と訴えた。
 露軍は同州の約6割を掌握している。ロシア通信によると、同州の親露派幹部は18日、一方的に「州政府」の設置を発表し、露西部ボログダ州政府の高官がトップを務めると主張した。ウクライナ軍の反撃を受ける中、露側は直接支配を強め、「ロシア化」を急ぐ構えだ。