2022年7月29日金曜日

原発処理水・海洋放出 規制委の認可に会長は…「失望した」

 福島県漁連野崎哲会長県漁連の組合長会議、トリチウム水の海洋放出について、「原子力規制委は独立した組織なので、海洋放出については『ダメよ』と言ってくれないかなと思っていましたけど  失望した(要旨)と述べました。
 規制委は当初から海洋放出に前向きな姿勢を見せていました。
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原発処理水・海洋放出 規制委の認可に会長は…「失望した」 福島県漁連組合長会議<福島・いわき市>
                            福島テレビ 2022/7/27
福島県いわき市で開かれた福島県漁連の組合長会議。
東京電力の担当者が、福島第一原発で溜まり続ける処理水を海洋放出する計画が、原子力規制委員会から正式に認可されたことなどを説明した。
県漁連の野崎会長は「海洋放出に反対する立場は変わらない」とした上で、東京電力の計画を認可した原子力規制委員会については…。
福島県漁連・野崎哲会長:「(原子力規制委は)独立して規制する立ち位置にあるので、海洋放出については『ダメよ』と言ってくれないかなとは思っていましたけど、そこまでは言わなかったという。だからこれについては失望したと」

処理水の海洋放出は2023年春頃の開始が目指されていて、県漁連では引き続き国などに説明を求めていくとしている。