中越沖地震から16日で15年になります。前日の15日、柏崎刈羽原発で消防との合同訓練が行われました。訓練は中越沖で震度6弱の地震が起きた想定で、27人の職員が自治体へ状況を伝える通報班など、合わせて9班に分かれて情報を集めました。屋外では東京電力の消防隊と柏崎消防が、非常用ディーゼル発電機用の軽油タンクから火が出たという想定訓練を行いました。
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「中越沖地震15年 火災を教訓に」柏崎刈羽原発で消防と合同訓練
BSN新潟放送 2022/7/15
2007年に新潟県で大きな被害を出した中越沖地震は、16日に発生から15年を迎えます。この地震で火災が発生した柏崎刈羽原発で15日、消防との合同訓練が行われました。
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「イチサンサンマル大きな地震発生…」
柏崎刈羽原発の5号機内に設置された対策本部に続々と職員がやってきます。
「震源地は中越沖…」
訓練は中越沖で震度6弱の地震が起きた想定で実施されました。27人の職員が自治体へ状況を伝える通報班など、合わせて9班に分かれて情報を集めます。
屋外では東京電力の消防隊と柏崎消防が、非常用ディーゼル発電機用の軽油タンクから火が出たという想定訓練を行いました。およそ60人での一斉放水です。
【柏崎刈羽原子力発電所 稲垣武之所長】:「災害に強い発電所というのは、我々の追い続けなくてはいけない目標だと思っております」
柏崎消防との合同訓練は2001年から毎年行っていて、訓練を通して災害に強い発電所を目指したいとしています。