女川原発2号機の原子炉建屋付属棟の地下2階と3階に雨水約90トンが流入しました。雨水は屋外ケーブル敷設用ピットから入り込み電線管を通り地下にたまったと見られます。
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女川原発2号機、原子炉建屋付属棟に雨水流入 東北電「外部への影響なし」
河北新報 2022/7/16
東北電力は16日、女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の原子炉建屋付属棟に雨水約90トンが流入したと発表した。外部への影響はないという。
東北電によると、付属棟地下2階の原子炉再循環ポンプ電源室と地下3階エレベーターホールに雨水が流れ込んでいるのを確認。雨水は、安全対策工事の一環で設置した屋外ケーブル敷設用ピットから入り込み、付属棟までの電線管を通り地下にたまった。ピットのポンプの排水能力を上回ったという。
今後、雨水の流入防止対策を実施する。
女川原発は東日本大震災で被災し、定期検査中だった2号機を含め全3基が停止。東北電は2号機の24年2月の再稼働を目指している。