2022年7月7日木曜日

「一切見えないようにしてほしい」風力発電に専門家から厳しい注文

 関西電力が宮城県川崎町で計画する風力発電事業を巡り、県の技術審査会は6日、協議し「蔵王のお釜からの眺望への影響を回避すること」などを盛り込んだ答申を近く取りまとめる方針で村井知事は、技術審査会の答申を踏まえた上で、来月1日までに関電に対して、意見書を提出することにしています。

 お釜からの景観ついては、「一切見えないようにしてほしい」などと厳しい意見が出されたということで、そうなると風力発電の設置は不可能になってしまいます。
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「一切見えないようにしてほしい」関電風力発電に専門家から“厳しい注文”「蔵王からの眺望の影響回避を」
                           tbc東北放送 2022/7/6
関西電力が宮城県川崎町で計画する風力発電事業を巡り、県の技術審査会は6日、関電が提出した計画段階環境配慮書について協議しました。審査会では委員から厳しい意見が相次ぎ、「蔵王のお釜からの眺望への影響を回避すること」などを盛り込んだ答申を近く取りまとめる方針です。
6日開催された県の環境影響評価技術審査会では、関電が提出した計画段階環境配慮書を巡り意見を交わしました。
関電が示した、お釜からの景観のイメージ図については、専門家の委員から「風車の大きさが実際よりも小さいのでは」「一切見えないようにしてほしい」などと厳しい意見が出されました。
その上で技術審査会は、お釜からの眺望への影響を回避することや、住民や関係の自治体に情報を積極的に提供し理解を得ることなどを盛り込んだ答申を、近く取りまとめることになりました。
関西電力再生可能エネルギー事業本部・市橋公平部長「調査をどのように行っていくべきか、事業を行えるかどうか引き続き検討していきたい」
村井知事は、技術審査会の答申を踏まえた上で、来月1日までに関電に対して、意見書を提出することにしています。